年明けに注意!!冬場に多くなるバドミントンの5つの怪我
こんにちは、福岡伸哉です。
スポーツで冬になると怪我が増えると聞いたことありませんか?
バドミントンでも冬は怪我の多い季節の一つと言われています。
では、バドミントンでは冬になるとどんな怪我が増えるんでしょうか?またその理由は?
今日はそんな疑問に答えていこうと思います。
本記事を読むことで、バドミントンの冬場に多い怪我とその理由がわかるようになります。
記事の信憑性
それでは、さっそく見ていきましょう。
バドミントンに多い怪我
まず、バドミントンで多い怪我はどんな怪我でしょうか?
怪我には「外傷」というアクシンデントによって起こる怪我と、「障害」という使いすぎや日頃の疲労の蓄積などから起こる怪我の2種類があります。
バドミントンに多い外傷は前十字靭帯断裂(ACL断裂)、アキレス腱断裂、足関節捻挫、肉離れ。多い障害はジャンパー膝、シンスプリント、腰痛(ヘルニアや分離症)です。
これだけを見ると外傷、障害ともに下半身に集中していることがよくわかります。
では、冬場になるとどの怪我が多くなるのでしょうか?
冬場に多くなるバドミントンの5つの怪我
肉離れ
肉離れはバドミントンのみならず、スプリントがある他のスポーツでも非常に多い怪我の一つです。
また、春に次いで冬が多くなる怪我の一つです。
原因は冷えによって筋肉が固まっている状態のまま急激に運動したことによって起こります。
バドミントンで最も多い肉離れの場所は大腿部(太もも)です。柔軟性や動きの問題もありますが、ももの前面も裏面も、バランスよく鍛えることが大切です。
特にバドミントンの場合はももの前面が発達し、裏面とのバランスが崩れているケースが圧倒的に多いです。
テニス肘
バドミントンでも肘が痛いと思って病院に行くとテニス肘(外側上顆炎)と診断される時があります。
テニス肘は荷物を持ち上げたりする時に肘の外側から前腕にかけて痛みます。バドミントンではバックハンドの時に痛みが出やすいと言われています。
原因は使いすぎ(オーバーワーク)と思われることが多いのですが、意外と久しぶりにスポーツをした後に痛めることが多いです。
その為、冬場では年末年始で運動を休止して年明けにいきなり急激なストレスがかかることで痛めます。
冬場以外でもテスト明けなどしばらく使ってなかった身体を久しぶりに動かす時は注意が必要です。
アキレス腱断裂
アキレス腱断裂はジャンプや蹴り出しの時に膝関節が伸びた状態で 、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋やヒラメ筋)が急激に収縮して起こることが多いです。
バドミントンで冬場に多くなるのは冷えもありますが、最も影響があるのが体重の増加です。年末年始の暴飲暴食によって増えた体重のまま急にバドミントンを行うことで受傷しやすくなります。
また、論文でバドミントンにおける怪我の要因調査があります。(怪我がしやすいランキング)
練習量や時間、性差、競技歴、身体の硬さなど様々な要因の中で1位は「BMIの増加」という結果でした。
足関節捻挫
足首の捻挫の多くは内側に捻って起こります。その為、外側の靭帯が傷めることが多いです。
バドミントンで捻挫に季節が関係あるの!?と思いましたが、冬場は体育館が乾燥してほこりが溜まりやすく滑りやすくなることが原因のようです。
古い体育館で練習する場合はモップをかけるなどして注意する必要があります。
腰痛
冬場での腰痛に関してはヘルニアや分離症ではなく、筋筋膜性腰痛やぎっくり腰(急性腰痛)が多くなる印象です。
バドミントンだけが原因でなく、大掃除で慣れない動きをしたり、年末年始の不動によって腰痛が起こりやすくなることが原因の一つです。
その痛みは危険!?
アキレス腱断裂や捻挫などの外傷を除くと普段、練習はできるが少し痛みを感じるというシチュエーションは多くあると思います。
これぐらいの痛みだと様子見でいいかどうか迷うと思います。
個人的にはトレーニングを変えた、キツイ練習をしたなど普段と異なる練習を行なった後に出てくる軽い痛みはそこまで危ないとは思っていません。
むしろ、軽い痛みでも何もしていない、普段通りの練習していて痛くなってきたものは一度、医療機関や専門家にご相談した方がいいケースが多いです。
どちらにしても長期間続く痛みは一度病院に行きましょう。
まとめ
本記事では、バドミントンの冬場に多い怪我とその理由をお伝えしました。
冬場に怪我を多くなる原因は冷え、体重増加、慣れない動きや不動、環境の変化など多岐に渡ることがわかりました。
しっかりと準備運動を行い、いきなり無理をせず練習を行なっていくという点を意識するだけでもバドミントンにおける冬場の怪我は予防できると思います。
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