上達するほど難しい!スポーツを「楽しむ」という気持ち。
こんにちは、福岡伸哉です。
「スポーツを楽しむ」「野球を楽しむ」よく耳にしませんか?
簡単なようで難しい言葉だと思っています。特に競技レベルが上がれば上がるほど楽しむって難しい。
なぜスポーツが上達するほど楽しむことが難しくなるのでしょうか?
今日はそんな悩みに答えていこうと思います。
また、トップアスリートで最も高い位置でスポーツを楽しんでいる代表として今回は大谷翔平選手を参考に考えていきたいと思います。
本記事を読むことで、スポーツにおいて上達するほど楽しむことが難しくなる理由や大谷翔平選手の本当の凄さがわかるようになります。
記事の信憑性
それでは、さっそく見ていきましょう。
上達するほど楽しむことが難しい理由
努力量に対して上達を感じない時
結論のような話ですが、そもそも人はスポーツのみならず、上達している途中は楽しいものです。
「前までできなかったことが今日できるようになって嬉しい」という経験は誰しも一度はあるはずです。
それに対して「こんなに頑張っているのに上達しない」という努力量に対して結果が伴わないと人は楽しさが薄れていくものです。
努力の仕方や量の問題もありますが、目標が高すぎるなどそもそもの目標設定を見直すことも大切です。
努力量に対して簡単に達成できた時
もう一つ大切なのは努力量に釣り合う結果が最も楽しさを感じるという点です。
要するにろくに努力もせずに簡単に上達してしまうものも楽しいとは感じにくいということです。
子供達が簡単にクリアできてしまうゲームではすぐに飽きてしまうのと同じことですね。
この点も同じく目標設定や内容を考え直す必要があります。
高い山を登る時ほど、楽しむことが難しい
先ほど述べた通り、努力しても上達しないと楽しさが半減してくるわけです。
しかし、多くの場合は、上達すればするほど、より次の高い目標や技術が求められるようになります。
この更なる高みを目指す時には大きな努力量が必要であり、達成するまでには困難も多いので「楽しむ」という気持ちがなくなってくるわけです。
では、このスポーツにおける上達と難しさの関係はどうして起こるのでしょうか?
スポーツにおける上達と難しさの関係
スポーツには繰り返しの練習や技術の向上が不可欠です。上達することで、自身のスキルが向上していく一方で、より高いレベルの競技や技術が求められるようになります。
具体的には、スポーツにおける上達は次のような要素が関与しています。
物理的な限界
スポーツには身体的な能力が求められます。
例えば、ランニングでは速さや持久力が重要ですが、限界があるためこれらの能力をさらに向上させるのは毎日キツい練習を繰り返さなければいけないために継続することが難しくなります。
心理的な要素
成長するにつれ、競技に対する責任やプレッシャーも増えることがあります。
プレッシャーをコントロールし、自分自身を克服することも上達の一環ですが、それは容易なことではありません。
テクニカルな要素
上達するとより高度なテクニックや戦術が必要になります。
スポーツのレベルが上がると、競技者たちはより洗練されたスキルを身に付ける必要がありますが、それはより困難な挑戦となります。
これらの要素が組み合わさって、スポーツの上達と難しさの関係が生まれます。上達に伴って高いレベルを追求することで、より厳しい競争や技術の要求が待ち受けているのです。
大谷翔平選手の本当に凄さ
WBCの準決勝の絶対絶命の場面での笑顔
記憶にも新しいWBC2023準決勝メキシコ戦、8回表に2点追加され5−3で日本が負けている場面に8回裏ベンチで大谷選手が笑顔で踊っている姿がすごい印象的でした。
普通の選手なら8回表の痛恨の2点に落胆や焦りを感じるところだと思います。
結果論ですが、9回裏に反撃となる2ベースヒットを大谷選手が打ち、チームを鼓舞するパフォーマンスを見せ見事に逆転勝ちという結果に繋がりました。
大谷選手は苦労を惜しまず努力を積み重ねてきました。きっと多くの困難や障害を乗り越え、自身の技術や能力を向上させてきました。
その過程で成長を実感し、自信をつけることができたため、どんな場面でもプレーに対して積極的な姿勢を持つことができるのだと思います。
もちろん全てがすごいですがあの舞台で心から野球を楽しんでいる姿が大谷選手のすごいところだと僕は思いますし、子供達もホームランや三振よりもそんな姿に憧れるんだと思います。
まとめ
本記事では、スポーツにおいて上達するほど楽しむことが難しくなる理由や大谷翔平選手の本当の凄さをお伝えしました。
スポーツを楽しむとは、上達することで難しくなる一方で、本来は常に可能です。自分のペースでトレーニングを楽しんでいくことで、上達と共に経験や楽しみも深まっていくはずです。
いきなり大谷選手を見習って笑顔でプレーするのは難しいのが本音だと思います。ただ、これだけは言えるのはアスリートの笑顔見ていると応援したくなるし、子どもや周囲の人たちに薦めたくなります。
「楽しむこと」がスポーツの根底にあると考えると笑顔でプレーできる方がいいかもしれません。
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