どっちがいい!?全身浴vs半身浴 スポーツ選手の正しい入浴方法
こんにちは。福岡伸哉です。
普段、どんな入浴方法をされていますか?
半身浴がいい!!いや、寒いから全身浴の方がいい!!など選手によって様々だと思います。
一体、スポーツ選手にとって正しい入浴方法は何なんでしょうか?
そんな疑問や悩みにお答えしようと思います。
今回は、全身浴と半身浴に焦点を当てて考えていきたいと思います。
また、ダイエットのために長風呂をされる選手もいるので、入浴によるダイエット効果も併せて説明したいと思います。
最後までお付き合いください。
本記事を読むことで、全身浴と半身浴のメリット、スポーツ選手の正しい入浴方法がわかるようになります。
記事の信憑性
それでは、さっそく見ていきましょう。
お風呂の設定温度と時間
お風呂の温度は個人の好みによって異なりますが、アスリートが疲労をとるための入浴では、ぬるめからやや温かい程度の温度がおすすめです。
一般的には、体温よりも少し高めの温度(約38〜40℃)が緊張を緩め、血行を促進するのに適しています。
ただし、自分の快適な範囲内で調整し、熱すぎないように注意しましょう。
時間に関しては、10分〜15分程度が良いかと思います。あまりに長いと脱水の恐れもあるので注意が必要です。
全身浴vs半身浴 全身浴のメリット
1. リラクゼーション効果
温かいお湯に浸かることで心身の緊張がほぐれ、リラックス効果が得られます。ストレス軽減や安眠効果も期待できます。
2. 血行促進
全身を温めることで血管が広がり、血液の循環が促進されます。これにより、酸素や栄養が体全体に行き渡り、新陳代謝が活発になります。
3. 疲労回復
筋肉の疲労やコリを緩和する効果があります。全身の筋肉を温めることで血流が改善され、疲労物質や老廃物も排出されます。
4. 免疫力向上
体温の上昇により、免疫力が一時的に高まると言われています。風邪やウイルス感染への抵抗力が向上する可能性があります。
5. 心身のリフレッシュ
入浴中にゆっくりとくつろぐことで、心身のリフレッシュ効果が得られます。日々の疲れやストレスを癒やし、リセットすることができます。
ただし、全身浴においては適度な温度調節や体調管理が重要です。体温以上の高温のお湯に長時間浸かることは健康に悪影響を与える可能性があるため、適度な温度と時間を守るようにしましょう。
全身浴vs半身浴 半身浴のメリット
1. 特定の部位への効果的なアプローチ
半身浴は、特定の部位にアプローチすることができます。例えば、腰や足の痛み、関節の痛みなど、痛む部分を重点的に温めることができます。
2. 心臓への負担軽減
全身浴に比べると緩やかに体温を温めることができ、浴槽を出た時のヒートショックも少ないです。心疾患や持病をお持ちの方は半身浴の方が良いとされています。
3. リラックス効果
全身浴に比べ、長時間入浴が可能です。温かいお湯の中で好きな読書などをすることで、心身がリラックスし、ストレスの軽減や心地よい安心感を感じることができます。
半身浴のメリットは、特定の部位への効果的なアプローチや心臓への負担軽減、そしてリラックス効果などが挙げられます。
ただし、全身の効果を得たい場合や一度に多くの効果を求める場合には、全身浴を選ぶ方が良いかもしれません。
総じて、特別な理由がない限り、スポーツに選手にとっては全身浴の方がメリットは多いと思われます。
長風呂にダイエット効果はなし!?
みなさん、一度は長風呂をしてダイエットをしたり、聞いたりしたことがあると思います。
しかし、残念ですが長風呂にダイエット効果はないと言われています。
運動のときは自分の脂肪を燃焼させて体を動かし、結果として体温が上がり汗をかきます。
それに対し、お風呂の場合は脂肪を燃焼させているわけではなく、お湯から熱を受け取って体温が上がり汗をかきます。
運動とは汗の出る仕組みが違うので、お風呂で汗をかいても脂肪燃焼というダイエット効果はあまりありません。(体内の水分がなくなるので一時的には体重は減ります)
まとめ
本記事では、全身浴と半身浴のメリット、スポーツ選手の正しい入浴方法をお伝えしました。
結果、スポーツ選手にとっては全身浴の方がメリットが多いとさせて頂きました。
ただし、全身浴でも温度設定や時間を間違えると体調不良にも繋がるので注意が必要です。
また、スポーツ選手には交代浴やプール浴など別の方法で疲労回復を促すこともできます。
トレーナーや専門家と相談しながら目的や個々に合った方法を選択する必要があります。
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