今、求められる「良い指導者」とは!?実際にいた良い指導者の共通点6選
こんにちは、福岡伸哉です。
「こんな指導者なら良いなー!」「この指導者なら成長できそう!」そんなことを思ったことありませんか?
スポーツ現場で長年関わっていると本当に多くの指導者の方が選手を思い、一生懸命指導されている姿を拝見します。
そんな中でも、良い指導者には特徴や共通点があると思ったので今回は実際にいた良い指導者の共通点6選をご紹介したいと思います。
本記事は、実際、私が出会った良い指導者を紹介することで、選手自身が信用できる指導者を見つけることができると思い執筆します。
では、良い指導者の特徴、共通点とはなんでしょうか?6つに絞って答えていこうと思っています。
記事の信憑性
それでは、さっそく見ていきましょう。
良い指導者の基準
スポーツにおいて勝ち負けは大切なことですが、勝つ=良い指導者とは限りません。
良い指導者がいるチームは選手が信頼し、指導方法にも納得して常に上を目指して練習を行っています。
さらに、優れた指導者はリーダーシップの資質を備えています。彼らは選手たちのモチベーションを高め、チームワークを促進し、ポジティブな環境を作り出します。
また、彼らは選手たちの個々の成長をサポートし、彼らの強みを最大限に活かす方法を知っています。
良い指導者の特徴と共通点6選
選手のいない場所で「選手達は頑張っています」と言える。
一昔前の指導に比べると、近年の指導法は選手をよく褒める傾向にあります。
私が経験する範囲でも選手に対して「頑張ってる、よくやっている」と選手のやる気を引き出す声かけをされる指導者の方は増えたと思います。
それは良いことですが、個人的には選手の前だけでなく、選手がいない場所でも関係者に「チームの様子はどうですか?」と聞かれた際に「選手達は頑張っていますよ」と言える指導者って意外に少ないと思います。
ついつい、「あまり調子良くないね」「あいつはいい感じだけど、あいつはダメだね」とか言いがちです。
「選手達は頑張っていますよ」の言葉には、結果ではなく、選手の努力する姿勢をちゃんと見ている指導者さんが自然と出る言葉だと思っています。
数値化ができる。
選手を指導する上で、フットワークが遅い、コントロールが悪いなど指導者が見た、感じたままを抽象的に伝える傾向にあります。
ただ、これだと選手達はどれぐらい遅いの?悪いの?どれぐらい改善されればいいの?と抽象的な分、わからなくなります。
良い指導者は、フットワークが何秒かかっているから遅い、コントロールミスが何本あったなど必ず数値化して選手達が理解しやすいように伝えています。
そうすることで選手達も目標値が明確になり、努力しやすくなります。
話が上手い。
指導者はいくら素晴らしい指導方法を知っていてもそれを伝える能力がなければ意味がありません。
考えは素晴らしいのに話下手で、選手達にちゃんと伝わっていない姿を見ると残念に思います。
選手個々と話をするコミュニケーション能力も大切ですが、チーム全体を納得させる話の上手さも重要かと思います。
勝てば選手を讃え、負けたら自分の責任と言える。
この思考の監督、コーチがいるチームが弱かったことが一度もありません。
また、負けたら全責任を背負うという覚悟が日々の練習内容やコーチングに現れると思います。
「選手のおかげで勝てた」と言う監督、コーチ、「監督、コーチのおかげで勝てた」と言う選手。そんな理想の関係性になれると良いですね。
他人に頼れる、常に学ぶ姿勢がある。
医療が日進月歩なようにスポーツも同じ部分があると思います。
過去の経験や自信も大切ですが、それだけに囚われていては時代と共に変わっていく練習方法や戦略についていけません。
常に勝ち続けることができるチームの監督は自分のわからない、知らない分野は専門家に任せたり、尋ねたりして常に新しいことを学ぶ姿勢を忘れません。
誰よりも選手を信じている。
これに関しては難しい補足説明は不要かと思います。
指導者の気持ちは一つ一つの言動となり、選手達に伝わると思っています。
その気持ちに選手達は信頼し、厳しい場面でも指導者の存在が力に変わると思います。
まとめ
本記事では良い指導者の特徴、共通点について執筆させていただきました。
良い指導者は、技術的な能力、リーダーシップの資質、倫理的な価値観、そして絶えず学び続ける姿勢を持っています。
これらの要素が組み合わさることで、彼らは選手たちを成功へと導くことができます。
日々、選手のことを考え努力されている指導者の方々には本当に頭が下がります。
この特徴を知ることで選手自身が信用できる指導者を見つけることができる、良い指導者が増えるキッカケになればという思いから執筆させていただきました。
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