伸び悩みはなぜ起こる?プラトーやスランプの打破方法
こんにちは、福岡伸哉です。
「頑張っているのに上達しない」「今までみたいに上手くプレーができない」など、スポーツをしていてこんな思いや経験ありませんか?
今日はそんな練習をサボっているわけでもないのに結果が出ない、なぜ以前みたいに上手くいかないのかについて考えていこうと思います。
本記事を読むことで、現在、伸び悩んでいる人の原因、プラトーやスランプの改善方法がわかるようになります。
記事の信憑性
それでは、さっそく見ていきましょう。
伸び悩みはなぜ起こる?
スポーツのみならず、何かを上達する過程で練習しているにも関わらずなかなかパフォーマンスが上がらない時期をプラトー(停滞期)伸び悩みと言われています。
また一時的に成績が落ちることをスランプと言います。
このプラトーはなぜ起こるのでしょうか?
全員が経験する壁の一つ
結論から言うと、上達する過程において避けることは不可避だということがわかっています。決して上達経路から逸脱しているわけではないです。
トレーニングの順化現象
トレーニングを例にして考えてみると同じ筋トレを行なっていても最初の効果に比べて、徐々に効果が小さくなっていくのは理解できると思います。これを順化現象と言います。
この順化現象がスキルやスピードなどパフォーマンスに関する他の要素にも同様に起きます。
オーバーワークの可能性
ハードな練習や疲労感が強いなどの状況では、逆に身体の回復が追いつかず、オーバーワークとなり、それがパフォーマンスの向上を妨げている原因になっているかもしれません。
伸び悩みの改善方法
誰しもが経験するプラトーですが、できるだけ早く打破したいと思うはずです。
打破できる方法はあるのでしょうか?
練習量や強度を上げる
順化現象が原因の場合は、練習量や強度を上げることが必要です。
簡単に言えば今行なっている練習やトレーニングが楽だと思っている時点で今以上の成長はありません。次のステップに進みましょう。
休むこと、体重を増やす
オーバーワークが原因の場合は、まずは休みましょう。ただトップアスリートになればなるほど、この休むということがなかなかできなくなります。
そんな選手には体重を増やすことも一つの方法でもあります。
一時的に身体の回復が追い付いていないのは、食事量が伴っていないことによる身体の修復の遅れ、筋肉のエネルギー基質の回復が間に合っていない場合が考えられるからです。
悩む前にまずは基本的なことを見直そう
ここまで伸び悩みについて原因や改善方法を述べてきましたが、スポーツや運動をする上で当たり前のことに目を背けないようにすることが大切です。
それは「睡眠、食事、ストレス」など身体の作る上で必要な要素を疎かにしないことです。
睡眠不足はスポーツのパフォーマンスを大きく低下させます。
1日の断眠が、血中アルコール濃度0.05~0.10%のほろ酔い状態と同様の注意力低下を招くといったほどです。
食事は車でいうとガソリンです。食事をしっかりせず、練習をするということはガス欠状態で車を運転するのと同じぐらい危険な行動です。
ストレスは、自律神経が乱れ体温や呼吸を変化させ、免疫力を低下させます。体調が悪ければスポーツや運動する以前の問題です。
まとめ
本記事では、現在、伸び悩んでいる人の原因、プラトーやスランプの改善方法についてお伝えしました。
上達するには伸び悩みは避けては通れない時期です。
ただ、この時期に選手は落ち込んだり、やる気を無くしてしまうものです。そんな時に周りの監督やコーチが理解し、原因を見極めることも重要です。
また選手自身も伸び悩んでいるのは「今は成長段階なんだ」と、この記事を読んで理解を深めて頂けると幸いです。
その他、SNSでもタメになる情報を発信
コメント