ダイエット、トレーニングが続かない人の特徴と改善策
こんにちは、福岡伸哉です。
「痩せようとダイエットを試みるが挫折」「トレーニングをしようと頑張るも長続きしない」など何かを継続して頑張ろうとするも続かなかった経験ありませんか?
今日はそんな三日坊主になってしまう人に向けて「なぜ続かないのか」、「どうすれば継続できるのか」について考えていこうと思います。
本記事を読むことで、ダイエットやトレーニングが続かない人の特徴や原因、改善方法がわかるようになります。
記事の信憑性
私自身も、律して継続できるタイプではなく三日坊主な部分があるので一緒に考えてみましょう。
それでは、さっそく見ていきましょう。
続かない人の特徴や原因
すぐ結果や効果を求め過ぎる
ダイエットにしてもトレーニングにしても時間はかかるものです。
多くの人がわかっていても停滞期や結果がでない日々に嫌気が指し、挫折してしまいます。
ダイエットなら月2〜3kg減量ペース、トレーニングなら最低3ヶ月は続けるぐらいの気持ちで取り組む必要があります。
人は選択肢が多いと続かない
有名な行動心理学でジャム理論というものがあります。
これは24種類のジャムを販売した時と6種類のジャムを販売した時で同じジャムでも6種類の時の方が購入率が高かったというものです。
人は選択肢が多すぎると選べない(行動を起こさない)というのがジャム理論です。
これをトレーニングに当てはめてみると1日にやろうとする筋トレメニューが10個も20個もある場合です。
そこまで多くのものをやろうとすると人はやる前からやる気がなくなり、結果、続かないという状態になってしまいます。
人間は意志が弱い
そもそも人は皆、意志が弱いのが普通というお話です。
アメリカの研究で、人は自分の意志に反する行動は長時間とることが困難であるという研究があります。
例えば、本当は甘いものを食べたいのに我慢をして運動をする。
この自分の意志に反する行動を取り続けると人はイライラしたり、仕事に集中できないなど暮らしていく中で様々な弊害が生まれてしまいます。
その弊害によって自分の意志に反する行動を取り続けることは困難になってしまうということです。
では、どうすればいいのでしょうか?ここからは改善方法について考えていこうと思います。
続かない人の改善方法
シチュエーションを限定し、生活の中に落とし込む。
多くの方が「いつ」、「どこで」、「どれぐらい」、「何を」、というシチュエーションを決めずにダイエットやトレーニングに取り組みがちです。
これを決めずに思いつきだけで継続できる人はほとんどいません。
しかも、このシチュエーションは日常生活に落とし込めるほど良いとされています。
人は「やるぞ!!」と気合を入れて取り組むことは大体続きません。
歯を磨いたり、お風呂に入るように毎日行う生活の一部にダイエットやトレーニングを入れ込めると継続しやすくなります。
例えば、ドラマのCM中に、リビングで、CMが終わるまで、スクワット、をするという形です。
このドラマの部分を自分が毎日必ずやることに置き換えて頂ければ生活に落とし込めると思います。
人間は損したくない生き物
心理学にプロスペクト理論というものがあり、損失回避性という、人は「得をします」と言われるよりも「損をします」と言われる方が行動を起こしやすいと言われています。
この心理を上手く使っているのが某有名な結果にコミットする会社です。
最初に大きな金額を払うことで、もし痩せなければ損をするという損失回避性を利用して会員様のやる気を起こさせているビジネスモデルです。
例えば、「今痩せなければもっと膝が痛くなって大好きなバドミントンができなくなって将来は手術になります」「今トレーニングしなければあっという間に筋力が落ちて今まで苦労してきた努力が水の泡になります」なんて言われたらやる気出てきませんか?
環境を変える
最後は究極ですが、無理やり継続できる環境に変えるというやや体育会系なお話です。
家にお菓子があるから食べてしまうし、ゲームやスマホがあるから動かない、トレーニングする時間が無くなるわけです。
自宅に余計なお菓子や食べ物を置かない、寝る1時間前にはテレビやゲーム、スマホの電源を切るなど「退路を断つ」という環境を作ってみてください。
人は意志が弱いという内容で、そこにあるのに我慢し続けるのはイライラすると話しましたが、そもそもそこに誘惑がない状況を作れば我慢という問題ではないので最初は多少キツイですが、頑張れる余地はあります。
まとめ
本記事では、ダイエットやトレーニングが続かない人の特徴や原因、改善方法について伝えさせて頂きました。
記事内でもお話したように人は一つのことを継続するのはそもそも得意ではなく、欲や環境に負けてしまいます。
だからこそ、「頑張れ」ではなく、「仕組み」で継続できるようにしていく必要があると思います。
今回は紹介した方法はダイエットやトレーニングに限らず、勉強や仕事など色々な場面でも応用できる部分があるかもしれません。
これを読んだ三日坊主の方に四日目が訪れるようになれば幸いです。
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