筋肉痛が遅れるのは歳のせいではなかった!?筋肉痛の新常識
こんにちは、福岡伸哉です。
「筋肉痛ってどうして起きるんだろう?できれば早く治したい」「もう歳だから筋肉痛が翌日にこないわー」など、一度は疑問に思ったり、耳したことがあると思います。
今日はそんな筋肉痛に関する悩みや願いに対してお答えしていこうと思います。
本記事を読むことで、筋肉痛のメカニズムや、対処法。筋肉痛に関する新常識がわかるようになります。
記事の信憑性
それでは、さっそく見ていきましょう。
筋肉痛の新常識
筋肉痛のメカニズム、原因
普段から運動する方でもしない方でも、筋肉痛を経験したことがないという方はいないと思います。
運動により乳酸がたまることが筋肉痛の原因だと聞いたことはありませんか?
しかし、実は生理学的な研究から乳酸は筋肉痛の原因ではないことがわかっています。
じゃあ原因は?
実はまだ完全には解明されていないんです。
最近では、筋および結合組織に微細な損傷、ダメージという説が有力とされていますが、じゃあ損傷なのになぜ遅れて痛みが出るのか?という疑問が残ります。
「もう歳だから2〜3日遅れて筋肉痛になる!?」
これもよく聞く耳にするセリフじゃないですか?
ただ、これは嘘なんです。
筋肉痛のメカニズムは未だに完全には解明されていませんが、筋肉にかける負荷が高ければ高いほど、激しい筋肉痛が短い時間で発生することが分かっています。
つまり負荷が低い場合、筋肉痛はゆっくりとやってくることになります。
歳だから筋肉痛が翌日にこないのではなく、若い子よりも高強度の負荷をかけれていないというのが正しい理由です。
高強度運動をして筋肉痛が翌日にこない場合は、まだ限界じゃないってことですね。
筋肉痛の対処方法5選
1. アクティブリカバリー
筋肉痛の時は安静がいいと思われがちですが、実は少し動いた方が効果的と言われています。
運動後に軽いストレッチやアクティブリカバリー運動(軽い運動)を行うことで、徐々に血流の循環を促進し、筋肉痛の緩和に役立つことがあります。
2. タンパク質を摂取する
筋肉痛を早期に回復させるためには、バランスの取れた食事が必要です。
特に、十分なタンパク質を摂取することが重要です。タンパク質は筋肉の修復や成長に必要な栄養素です。
3. 温冷療法を利用する
筋肉痛の緩和には、温冷療法(温めたり冷やしたり)が効果的です。
温める時間と冷やす時間は3:1の割合で行うと良いとされています。(例、温1分30秒:冷30秒)
ただし、炎症が出ている場合や筋肉が腫れている場合には温めることはせず、アイシング、冷やすことがおすすめです。
4. 適切な休息、睡眠を取る
筋肉痛が出ている部位を過度に使わないように休息をとることも重要です。運動後は睡眠を十分にとることで、筋肉の回復を助けることができます。
可能であれば8〜10時間程度睡眠が取れる方がリカバリーには良いとされています。
5. ストレスを軽減する
ストレスは筋肉痛を悪化させる要因になることがあります。リラックスするための方法やストレス対処法を取り入れることで、筋肉痛の緩和につなげることができます。
これらのポイントに留意することで、筋肉痛の緩和や早期回復に役立てることができます。
これらは身体の血液の循環を良くするという共通の目的があります。
しかし、重度の筋肉痛が長時間続く場合や、他の症状がある場合は、専門医に相談することが重要です。
まとめ
本記事では、筋肉痛のメカニズムや、対処法。筋肉痛に関する新常識をお伝えしました。
まだまだ完全には解明されていない筋肉痛ですので、対処法や予防法も完璧なものではありませんし、ストレッチや休息、食事など当たり前なことかもしれません。
ただこの当たり前の行動の積み重ねが、選手のコンディショニングやパフォーマンスの差にも繋がると思うので、当たり前なことを当たり前にできる選手は強くなると思っています。
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