こんな指導者いませんか?実際にいたダメな指導者の特徴6選
こんにちは、福岡伸哉です。
この指導者嫌だな、指導方法が合わないなっと思ったことありませんか?
スポーツに長年関わっていると様々な指導者がいます。
どの指導者もチームや選手が勝つことを目標に指導されているのですが、その方向性が正しくない指導者がいることも事実です。
本記事は、実際、私が出会ったダメな指導者を紹介することで、選手自身が信用できる指導者を見つけることができる、指導者自身が変わるキッカケになると思い執筆します。
では、ダメな指導者の特徴とはなんでしょうか?6つに絞って答えていこうと思っています。
記事の信憑性
それでは、さっそく見ていきましょう。
ダメな指導者の基準
私が考えるダメな指導者の基準は「選手ファーストでない」という点です。
常に選手の為どうあるべきで、どうするべきかを考えるのが指導者だと思っています。
しかし、どこか周りの目や評価を気にしたり、選手の為と言いながら指導者自身の保身や名誉の為の指導になっていることも少なくありません。
では、具体的にダメな指導者の特徴について考えていきたいと思います。
残念な指導者の特徴6選
キツい練習=いい練習と考える指導者
3年前ぐらい前の中学生バドミントンの県強化練習会の内容が、トレーニング腕立て100回、腹筋100回、うさぎ跳びというメニューをみて驚いた記憶があります。
学校の顧問の先生は身体のプロではないのでトレーニング内容はしょうがないにしても一番の問題はそれをやらせてバテている生徒をみて満足気な顔をしている先生がいたことが問題だと思いました。
「キツい練習=いい練習」という昭和の考えから変わっていない、変わろうとしないんだと思います。
すぐ怒るコーチは無能
アメリカの研究で悪いコーチの例を挙げてもらうと、筆頭に来るのは『すぐ怒るコーチ』でした。
アメリカのスポーツ界では、選手を感情だけで怒るコーチは無能な指導者とみなされます。
選手に説明して納得させるだけの根拠やコミュニケーション能力がないという証明です。
ただ日本においては、未だにそうした指導をしているコーチは少なくありません。
すぐ怒るコーチというのは、自分も上からそういう指導をされてきて、それ以外の方法を知らない場合がほとんどです。
選手に変わってほしければ、まずはコーチ自身が変わることが必要ですね。
指導者と同じ怪我をする
スポーツで既往にヘルニアがある指導者から指導を受けた選手が同じくヘルニアになったという話を耳にすることがあります。これはあってはいけないことだと思っています。
さらに「それでも俺は全国に行った」など選手達に自慢している指導者は残念でしかありません。
自分が痛みで苦しんだのだから指導する選手には、そうならないように今までの練習方法や量を見直すというのは当たり前のことだと思っています。
試合の途中で罰を与える
学生スポーツでありがちなのは試合中(ハーフタイムや1試合と2試合目の間など)に罰で走らされている姿を見たりします。
おそらく前半や1試合目でミスをして思うようなプレーができなかった選手だと思いますが、まだその日の試合が終わっていない内に走らせる必要ありますか?それで次の試合で選手のパフォーマンスは上がるんでしょうか?
きっとフィジカル的なデメリットもありますが、また罰を与えられる恐怖心の中、プレーすることになると思います。
昔と今を比較しがち
昔の選手はケガしなかった、今の選手はすぐ痛いと言う、など昔と今を比較しがちな指導者が時々います。
昔と今と違うことはあると思いますが、違うのは環境や時代であって選手個々の問題ではありません。ましてや、昔の練習方法で勝てなくなったのは選手が弱いせいではありません。
経験だけで指導する
名選手名監督にあらずと言う言葉があるように、自身の過去の栄光だけで指導する指導者はかなりいます。
特にマイナー競技になればなるほどその傾向があると思います。
監督がその競技経験がない、またはレギュラー選手ではなかったという監督で全国の上位のチームを作り上げた監督はいます。
経験はとても指導する上で必要なことだと思いますが、それだけに囚われるとチームを強くするには足りないと思っています。
まとめ
本記事ではダメな指導者の特徴について執筆させていただきました。
全てに共通することは「正しい知識不足」という点だと思っています。
人を指導することの勉強不足です。指導者側も常に学び続けることが大切です。
ネガティブな表現が多くなりましたが、この特徴を知ることで選手自身が信用できる指導者を見つけることができる、指導者自身が変わるキッカケになればという思いから執筆させていただきました。
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