スポーツにおける集中力を上げる方法6選、ゾーンに入るとは?
こんにちは、福岡伸哉です。
今日は調子がいいな、何をやっても上手くいく。集中力が切れずにゾーンに入ったように気づいたら試合が終わっていた。
そんな経験はありませんか?
今日はこういった経験は何が関係しているのか、どうやったらそうなれるのかを僕なりに答えてみようと思います。
僕自身も学生時代、何も考えなくても上手くいく、なぜか試合中負ける気がしないなど一般的に言うゾーンに近いような経験は少なからずあります。
できれば、いつもその調子であれば良いのですが、そんなわけもなく、思い通りにいかない日の方が多かったのが現実です。
本記事を読むことで、ベストパフォーマンスを発揮するための集中力を高める方法、ゾーンと言われる状態の謎を科学的にわかるようになります。
記事の信憑性
それでは、さっそく見ていきましょう。
集中力が切れる理由
まずはスポーツにおいて集中力が切れる理由をお話したいと思います。
そもそも人間の脳は集中し続けることが苦手ってご存知でしたか?
原始時代の人間は一つのことに集中し過ぎて周りに注意がいかないと他の動物に襲われたりして危険でした。
その名残で人間の脳は集中し続けることが苦手になったと言われています。
特に怒りや悲しみなどネガティブな感情があると集中することはより困難となります。スポーツも仕事も適度な休憩と平常心が大切です。
集中力を上げる方法6選
1. 目標を設定する
目標を明確にすることで、集中力を保つことができます。それにより、競技中の自己評価が容易になります。
2. 適度な緊張状態を作り出す
過度なストレスや緊張は適切な集中力を阻害します。またあまりにも緊張していないのもベストな状態ではありません。
事前に適度な緊張状態を作り出すことで、集中力を向上させることができます。
3. 経験を積む
競技において過去の経験が自信や集中力を維持することに繋がります。
成功体験が多い選手ほど、集中力を維持し、環境の圧力にも対応できるようになります。
4. 事前準備をする
競技中に集中力を維持するために、自分に最も合った事前準備方法を探りましょう。
試合前の準備だけではなくメンタルトレーニング、集中力を働かせる練習方法などを行いましょう。
5. 睡眠と栄養
充分な睡眠と栄養で組織や神経を強くし、心身ともに健康で集中力に役立ちます。
6. ルーティンを取り入れる
雑念を取り払い、集中力を徐々に高めるために一連の思考と行動を決めておくことによって、余計なことを考えずに済み、プレーに集中ができるというのが、ルーティンから得られる効果です。
ただ習得には時間がかかるもの。少なくとも数カ月は試行錯誤して練習する必要があります。
習得できていないルーティンの状態にありがちなのは、ルーティンをやることが気になってしまい、プレーに集中できていない状態。
ルーティンのためのルーティンになってしまうとダメです。
ゾーンに入るってなに?
フロー状態やゾーンに入ったなどハイパフォーマンスが発揮された時にスポーツでよく言われますが何が関係しているのか様々な研究がされています。
共通しているのが緊張の受容と身体のコンディショニングです。
要するに緊張しないではなく受け入れること。
そしてメンタル以外のフィジカルの準備を十分にすることが大切です。
また怪我など様々な理由で自信がない、失敗を考えてネガティブになる場合、当然フロー状態やゾーンには入らず否定されることが多いと思います。
なんとか自信を持とう、ポジティブに考えようと思いますがそう簡単には上手く変われるものでもありません。
どうすればいいのでしょうか?
ビビっていい!!
試合中の選手のネガティブ感情の変化には順番があります。
①タンキング(あきらめ)→②アンガー(怒り)→③チョーキング(ビビる)→④チャレンジ(挑戦、自信)
①からいきなり④になることはないと言われています。なので③のようにビビっていてもその壁を超えると次に待っているのは④、自信に変わるわけです。試合中大いにビビって大丈夫です。
まとめ
本記事では、ベストパフォーマンスを発揮するための集中力を高める方法、ゾーンと言われる状態について紹介させていただきました。
正解は一つではなく、その人に合った方法を探すことが大切です。
なぜ、調子がいいのかを説明できることで常にハイパフォーマンスが発揮できる状態を作れると思っています。試合中にできることよりも試合が始まる前までにできることが多くあります。
勝負はスタートラインに立った時点で半分は決まっていると言っても過言ではありません。
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